珍真空管 Odd tubes

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ここでは変わった球を展示します。

なお真空管かどうかにはこだわらずガラス製電子部品であればどんどん展示してゆきます。

ストロボ管

ストロボ管 ベースはUX4ピン ストロボスコープ等に使われている。

高速点滅時の応答性を上げるために低い放電電圧で使うので両極にフィラメントを使用している。

1/2インチブラウン管 M01KUA07WB30

1/2インチブラウン管 M01KUA07WB30、モノクロである。

昔のハンディカムのファインダーに使用されたものを思われる。

画面は単三電池の底とほぼ同じ径、ブラウン管としては恐らく世界最小の部類。

暗室電球

暗室電球 フィルム写真をプリントする時、暗室内で使用する専用電球。

ガラスは黄色く、光度は10カンデラ。

明るさを必要としないので、二重らせんを使わず、3ターン程の単線フィラメントである。

ヒューズ

ヒューズ ヒューズ型ランプというのはあるが、ランプ型ヒューズというのは面白い。

ソケットは一般電球と同じEA26

国内ではあまり見ないが、アメリカでは昔はよく使われていたらしい。

確かにこれだと安全で楽だし、誰でも直感的に交換できる優れものだと思うが、さすがに最近は滅多に見ない。

避雷器

避雷器 長さ5cm程、ソケットは原付のヘッドライトなどに使われるPH7というのに似ている。

何に使われている物なのかは不明。

アルゴンランプ

アルゴンランプ ヘックス安全ランプ100V 1W 口金 E26

蚊取り線香のような電極が紫に怪しく光る。

用途不明。

バーグラフ型 ニキシー管  IN-9

バーグラフ型 ニキシー管  IN-9

電圧を可変させることによりバーの光を伸縮することが可能。

水銀スイッチ

↑中が複雑なスイッチ 用途不明

水銀スイッチ 環境問題のため最近はほとんど販売されていない。

ボール型ネオン球

ボール型ネオン球 昔結構あったが最近見ないネオン球(旭光製 1980年頃入手)

商品名は”燃えろ太陽”

アートなネオン球

アートなネオン球 昔は凝った電球が多くあったが、いま手に入れようとしてもほとんど見ない。

電球の口金より大きいこの電極をどうやって電球内部に納めたのか謎。

ほとんどボトルシップの世界。(紫の花は旭光製 1980年頃入手)

話題は逸れるが、子供の頃見た”フィラメントの上に回るプロペラの付いた電球”というのが欲しくて探していたが、調べるうちそれを作ったのは青物横丁界隈に居られた たった一人の電球職人さんであることが判明。

しかし残念ながら既に故人。

ワインやブランデー瓶にフィラメントを入れた電球というのも昔あったが、その方も既に廃業。

昨今日本からどんどんモノ造りの技が消えている。

定電圧放電管 マツダ VRA135-50

内部にネオンガスが封入されている為オレンジ色に輝く。

冷陰極放電管 5823

冷陰極放電管 5823 電卓の演算などに使われたらしい。

結構使い込まれた物なのか内部は結構煤けている。

型番不明

型番不明 全長約4cm

デジタル蛍光表示管 TUNG-SOL CT-1704A

FL管はちょいと古い電卓等では珍しくないが、mT管は少ない。

点等させると青く光り綺麗である。

豆電球

豆電球  新古品を箱で買ったものの開けてびっくり、1個が既に使用済みで真っ黒。

新品箱入り真空管に中古球が入って売られることはよくあるが、電球まで捨てずにワザワザ使用済みを入れるとは・・。

こういう事例が珍しくないあたり、米人のほとんどがこの様な癖というか病気?があるんでしょうね。

もうウンザリです。(笑)

イメージ増幅管 RCA 6914

イメージ増幅管 RCA 6914 具体的に言うとナイトビジョンの中身。

写真左の白い面が出力側、右の鏡状の面を持つのが入力側になる。

前後の金属フレーム2面が電気的接続面になっていて、それ以外に端子や脚はない。

大きさはヤクルトのビンくらいである。

ちなみにこれには米軍のデータシートが付いていて、それによると1961年9月に製造されたと記載あり。

そんな時代からナイトビジョンってあったんですね~。

サイラトロン VC 1258 Chatham electronics社

楕円の筒が半分だけ格子状になっている放電管、水素が入っているのでゲッターがない。

レーダー等に使用。

用途不明

用途不明 左は1401 victoreen、右はANTON LABS BKLYN N.Yと読める。

脚は7本だが全てが1本に繋がっているので上下あわせて実質2極しかない。

ゲッターが無く、しかもオシャレな赤黄の放射能マーク付き。

アンマリサワリタクナイ球。

用途不明 POLARAD A160034 脚は4本、上のターミナルは2箇所、ガラス部分は肉厚でソケットはベークライト。

全長10cm

抵抗器?

一見するとリードスイッチのような形状だが中はセラミックの上にカーボンが螺旋状に巻いてある。

全長3cm

高真空整流管 UNITED ELECTRONICS COMPANY製

高真空整流管 UNITED ELECTRONICS COMPANY製 型番不明 高さは20cm程

中身は非常に凝った造りになっていて面白い。

真空管の中に2つあるヒューズのような物は飛散防止の為の管入りゲッター。

計数管

計数管 メーカー不明 手持ちの中で最も足が多い真空管、26本足なのでICのようなソケットが必要になる。

デカトロンから表示部分を抜いたような球。

中身は金属棒らしく大きさの割りに結構重いmT管。

2極整流管 東京電気製 HV-972 昭和17年製造 全長22cm

見難いが正面に製造年の他にMAZDAと印刷されている。

フィラメントがきしめんの様に平たい。

いったいどんな機器についていたのだろう?

ARCTURUS製

ARCTURUS製 左は89 右は124

アークトゥルス社は他にも真空管を作っているが、ほとんどは普通な真空管であって青いのは初期の頃だけ。

見た目が非常に美しい真空管である。

エジソン電球

エジソン電球

どちらも単線フィラメントなので非常に切れやすい、切れやすいので滅多に点けない(笑)。

点けると明るいというよりは熱いという感じでフィラメントがニクロム線のようにも感じる。

右の電球は購入時にGENERAL ELECTRICと書いてあるシールが付いていたのだがいつの間にか取れてなくしてしまった、いまはシール跡だけ残っている。(泣)

この時代の電球は長く使ってくると段々とガラス内部が煤で黒くなってくる。

ワット数は不明。

タンガーバルブ

タンガーバルブ 電球内部に電極1枚が付いただけの2極整流管、

箱に付いていた説明書によるとバッテリーの充電器用らしい。

電球のガラスはかなりの肉厚で丈夫。 内部がかなり煤けている。

左の真空管にはキューピーのようなトップチップがついているのでこちらの方が時代的に古いと思われる。

映写機用電球 GENERAL ELECTRONICS製

映写機用電球 GENERAL ELECTRONICS製

左は120V 2kW、

電球の中に電球が入っている。

右は120V 2.1kW、

全長は約30cm、ガラスは肉厚、太長いフィラメントには膨張による伸縮調整の為にバネが付いている。

閃光電球

閃光電球 メーカー不明

カメラ用フラッシュの金口は主にBA15だがこれは電球用の金口(E26)である。(左写真)

中に入っているのはウール状のアルミニウムまたはジルコニウム、(右写真)

ウールの他にマグネシウム箔入りもあり、こちらの方がより強力に発光すると思われる。

ガラス表面には爆散防止として透明な樹脂が塗られている。

製品としてはどちらも1回使ったらそれで終りという使い捨て品。

受像管(ブラウン管)と撮像管(ビジコン)

左の受像管は松下製40CB4、ハンディカムのファインダー又はマイクロTV用、CRTとしては最小の部類。

右はテレビカメラに収まっていたRCA製4493。

シールド部分が多く構造が外からは中が観察しにくい。

全長15cm

マジックアイ

マジックアイ

ラジオや計測器の指示器として使用することが多い。

左写真の真空管はてっぺんにあるスリ鉢状の皿に蛍光体が塗ってあり、ここが緑色に光る。

右の写真のマジックアイは白い長方形の蛍光面が緑色に発光する。

しかしマジックアイはいずれも寿命が短かいため、新品や輝度の残っている管は貴重品であり、同時に高価である。

戦時中は敵性語禁止だった為に魔眼管と呼ばれていた。

珍マジックアイ 6E5D

珍マジックアイ 6E5D

通常は遮光のためキャップされるヒーター部分にダイアモンドカットのガラスを被せたユニークなマジックアイ。

唯一、TOYO社でしか作られなかったため、希少球であるマジックアイの中でも更に現存数の少ない球。

デカトロン

デカトロン 計数管とも呼ばれ、これ単体でカウンターとしての機能がある。

また表示機としても使える。

ガラス管内に円周状に配置された電極はオレンジ色に放電しながら管内をくるくると回る。

放電するため使い込むと内部が煤けて黒くなる。

これもまたマジックアイと同じく入手し難い球である。

バラスト管

バラスト管 一見すると電球のようであるが構造的にもほぼ電球である。

電圧が変動する時の調整用として使う。

これを球に直列にいれておくと電圧が高くなり過ぎた時には発熱し、発熱することによって抵抗が増え電流を制限する。

上右写真は同じ使い方をするものだがこれは鉄線かニクロム線のような物を雲母に巻いてあり、外側はガラスの代わりにパンチメタルでシールドされている、もちろん真空ではない。

電熱式遅延リレー

電熱式遅延リレー 左はEDISON製 Model 501

アイドリング抜きで通電するとマズいような機器に使用する。

ベース部分にヒーター電圧、接点の許容電圧、電流、通電状態になるまでの秒数が印刷されている。

写真右はMTベースのリレー。

リレーも真空管と同じく構造が様々である。

整流管 THERMOSEN製 2AS15A

ニキシー管

数字や記号を表示する物、陰極が数字の形をしてオレンジ色に光る。

上記のものは100円玉くらいの径しかないが、大きいものになるとビール瓶くらいのものもある。

日本、アメリカ製はもう絶版品だがロシアでは今でも生産している。

サブミニチュア管

時代後期の真空管でありそれまでの欠点を克服し堅牢、小型化を果たしたものの同時期に出現したトランジスタにあっというまに取って変わられた悲しい真空管。

信頼性が高いので基板に直接半田付けして使うことができる。

写真右はソケットに挿して使うタイプ。

ソケットは丸型と平型の2種類。

名称不明 カスタネットくらいの大きさ、非常に肉厚なガラス、内部には三角形の練炭のようなものが入っている。

上下に電極あり

主に軍用レーダーに使用されたらしい。

WESTERN ELECTRIC VT-269

不明 WESTERN ELECTRIC VT-269

全体の寸が短くガラスは肉厚で碁石に似ている。

軍用品か?。

詳細不明 BAMAC製 1B24A マイクロ波関係?

天辺にコネクターが一つ、ガラス筒内に見える棒のようなものは中に金属のようなものを封入したガラス棒である。

下部には銅製のギャップがあり、底の部分にギャップの調整ネジがある。

クライストロン VARIAN製 VA-287A

クライストロン VARIAN製 VA-287A 全長8cm、重量390g

ほぼ鉄の塊で真空管には見えない。

クライストロン SPERRY製 2K41

クライストロン SPERRY製 2K41

ダイアル付きで回すと円盤部分が上下する。

全長11cm, 重量440g

LITTON製 32E4

用途不明 LITTON製 32E4

General Electonics製

用途不明 General Electonics製

ピン間隔がSTと同じだがベースの径はSTより一回り小さく中途半端で変なサイズ。

用途不明 底辺に水冷パイプのようなものが2本出ている。

光電管 RCA製 922

光電管 RCA製 922 全長約4cm。

エーコン管 RCA製 極超短波用

エーコン管 RCA製 極超短波用

エーコン(acorn)とはドングリという意味である。

ニュービスタ

ニュービスタ 金属に封入された最小の真空管。

まだ真空管がトランジスタより性能が上でサイズも小さく、長寿命になり、衝撃に耐える様になってもトランジスタほどの小電力化はついにできず時代は次第に半導体へ移行してゆく。

送信管 型番不明

送信管 型番不明 頭部はステンレスの塊、

ガラス部分は肉厚なので全体が非常に重く、足は6本ありネジで止めるようになっている。

全長20cm

水晶振動子

水晶振動子 金色の電極の間に薄い水晶板が挟まっている。

左 BLILEY製 BG62C   二本脚で全長3cm

右 メーカー不明 3.579.545kcと表記あり mT管。

整流管 RCA製 5642

整流管 RCA製 5642

上に1本、下に2本の合計3本脚。

タバコ1本くらいの大きさ。

キロボルト級の電圧で使用する。

右は何かの整流基板なのだが、真空管のヒーターは電線がトランスの枠を1ターンしているだけである。(怖)

サーミスタ

サーミスタ メーカー不明 ソケットには 26A THERMISTOR 5-56 と読める。

中は2つ独立した竿に1mmくらいの黒点が串刺しになっている。

ピンは4本脚

モノは恐らく印刷の通りサーミスタなのだろうけど全く使い方不明。

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