ラジオ用乾電池

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旧いラジオを集めているとたちまち貯まる旧い電池

そのまま捨てるのももったいないので分解してみたりする

6V C-8501.4AA

C-8501もしくは4AAという型番の電池、最近は全く見ないが昔は割りとあった。

4AAとはAA(単三乾電池)が4本入っているという意味だと思われる。

実際にも中は単三乾電池がそのまま4本入っている場合が多い、しかし価格は単三電池4本よりずっと高価だった。

スナップはまんま006Pが挿さる。

67.5V No.477,NEDA211P

アメリカ製中型ポータブルに多いB電池、No.477又はNEDA211Pと呼ばれる。

大型のスナップを使用。

外側は紙製。

1.5V No.964,NEDA20

アメリカ製中型ポータブルに多いA電池、No.964又はNEDA20と呼ばれる。

径は単一乾電池と同じだが全長は2倍ある。

外側は紙製

45V 415,U30,213,30F20

ポータブル電池管ラジオで最も使われるタイプのB乾電池。

型番は主に415、U30、213、30F20と呼ばれる。

手持ちの電池を向学の為に1個切ってみた。

電圧高いので1セルは薄いだろうことは想像していたが、いざ切ってみるとやっぱり薄い。

しかし圧巻の30セル。

1セルは1.5Vであるが、なるほどこれだけ薄ければ大した電流は出ないはずである。

外板は金属であることが多い。

全長は並べてみると微妙にまちまち。

スナップは006Pと同じものを使う。

胴回りのサイズも006Pと同じだが、長さは約2倍ある。

67.5V 416,NEDA213

ポータブル真空管ラジオのB電池としては2番目くらいに出てくる頻度の高い乾電池。

45Vと67.5V、僅かではあるが高い電圧を必要とする真空管には大きな差である。

実際に45Vのポータブルに67Vを挿すと感度は上がるが、一回り大きい為に薄型志向のポータブルには使われない。

主な型番は416、NEDA213、外板は紙であることが多い。

スナップ部分は006Pと同じものを使う。

45V NEDA201,IEC-30F-40

主に455、NEDA201、IEC-30F-40と呼ばれる乾電池。

大型のポータブル、特に外国製のラジオによく使われる電池。

箱の大きさはタバコの箱より一回り大きいくらい。合計で30セル入っているが、見た目は何かの佃煮の様。

セルは炭素のようなものを鉛で覆っており、これを数珠繋ぎにして蝋で固めてある。

9V 276,P88,VS306

主に276、P88、VS306と呼ばれ、外国製トランジスターラジオに多く使われていた乾電池。

大きさはタバコ箱2つ分くらいで結構重い。

しかしなんで箱型電池の中身って見た目が珍味みたいなのだろうか。

22.5V 412,015,215,15F20

412、015、215、15F20と呼ばれ、計測器又はカメラのフラッシュに使われた。

大きさは9Vの006Pと同じ。

私の知る限りではこれをラジオに使った例はリージェンシーのTR-1とPRIVATE EARのみである。

外板は金属又は収縮チューブであることが多い。サイズは006Pとほぼ同じ。

見た目がなんとなくモスラかミシュランマン。

4.5V 333

    

単三↑  333↑              単三↑  333↑

これは主に333と呼ばれ初期の外国製トランジスタラジオに使われた。

長さは単三とほぼ同じだが径が僅かに太い。

筒型積層乾電池は結構な数のバリエーションがあるが、液漏れが酷いせいかゴミ電池ですらほとんど残ってはいない。

紛らわしいことにこれと同サイズで9Vというのもある。

この時代は水銀電池が多く、筒の上側がマイナスになっている。

もちろん水銀は有害なのでとっくの昔に生産中止になっている。

バラしてみると内部は6セル。

1セルが1.5Vだから3つ直列にしたものを更に並列に繋いで4.5Vにしているのである、メンドクサイが面白い構造だ。

全く同じサイズの9Vの方はたぶん同じものをそのまま直列に繋いでいるのであろう。

1.5V 単三型,AA

一番よく見るタイプの乾電池、日本では単三型と呼ばれ、アメリカではAAと呼ばれる。

初期は筒が紙で出来ていたが近年のは全て金属製。

今回分解したのは旧いタイプのマンガン電池。

上部に大きな隙間がある。

そういえば子供の頃は炭素棒欲しさによく分解したが、自分でもなぜ炭素棒を欲しがったのかは未だ謎。

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