DSPラジオ1

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aitendo DSP-443でラジオを作る

パーツ屋としては秋葉原駅から最も遠く、商品は中国製を中心に扱うという変ったお店 aitendo

秋葉原駅周辺の店と違い、まるで中国の電気街から抜け出てきたような品揃え。

秋葉原の旧店舗から御徒町の新店舗へ移転し売り場が拡大。

千石、秋月に迫る品揃えになりました。

扱うものは基本パーツに加え、変った商品も多く、とにかく安い。

DSP-443 バリコン本体にラジオとしての機能が全て有り、しかもAM、 FM、 SW、アナログTV音声が受信できるという欲張るにも程がある性能を持つ。

しかも電池とスピーカとアンテナさえあればとりあえず鳴ってしまうところが凄い。

上部2cm四方の基板にラジオの全てがあるが、バリコン部分はよく見ると羽根はほとんど入っていない、1層か2層くらいか、容量が欲しいのではなく単に変化を検知する為だけにあるように思える。

DSP443専用の万能基板が用意されているので、遠慮なく使ってみる。

元が小サイズなので機能制限してミニマムに作ってみるのもいいが、ここはDSPラジオを最大限に活用する形で作ってみることにする。

上の写真は部品の配置決めの為にとりあえずパーツを乗せただけの状態。

半田付けの終わったVer.1  残念ながら失敗作。

サイズが小さいので電気も食わないだろうと思いボタン電池にしたのだが、これが失敗。

作ってから気がついたのだが、実は3Vで50mAも食うのである(5石スーパーでせいぜい10~15mA程)

これではボタン電池では動作しないので、ニッカド電源に方針転換。

Ver.2 ボタン電池ケースは撤去し、基板の下にスピーカとニッカド電池をベークライト板で挟んでみる。

3つあるジャックはそれぞれ外部アンテナ、外部スピーカ、充電用USB。

2ボタンはAM FM切り替え、赤のロータリーはSWのバンド切り替え、スライドDipはFMのバンド切り替え。

ただ、Ver.2 は何故かAMだけ動作しない、調べてみるとロータリーDipに間違えて負論理を付けてしまっていた。

判れば簡単だが買ったとき疑わなかっただけになかなか気が付かなかった。(笑)

しかしその後もまだ調子が出ない、更に調べてみるとどうやらバーアンテナの位置が悪いらしく、この位置に持ってくると内部雑音を拾って電波が受からない。

最も良い方法はバリコンから10cm以上離すとほぼ内部雑音から逃れることができる。

Ver.3 ロータリーDipを正論理に替え、バーアンテナの位置を変えやっと全バンド動作するようになった。

バンドの切り替えにより受信できる範囲は以下の通り

FM 3バンド56-109Mhz AM520-1710khz TV174-223Mhz SW 8バンド4.75-22.4Mhz

Ver.4 受信効率向上の為、バーアンテナを大型に変更。

中波感度は劇的に向上し、今までは外部アンテナを付けないと受信しなかった短波まで入るようになった。

鉄筋建物内で21時頃9650Mhzを内部アンテナのみで受信

普通のラジオと違い、DSP443はチューニングがシビアなため自作品としてなら面白いが実用品としては使いにくいというのが正直なところ。

チューニングずれというのがほとんど無く、選局が狭い範囲でOnかOffという極端な性格。

しかし、コイルやトランスも使わずにバーアンテナのみで短波まで綺麗に受信できてしまうところがソフトウェアラジオの凄い所である。

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