修理の裏技

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裏技修理

裏技とか言っていますがそんな大した物じゃないです、知っておくと得なこともあるかもしれない?程度の私なりの補修法

● プラスチックの黄ばみ取り ●

ヤフオクで購入した時計。

写真で見た時は黄色い筐体かと思っていたらなんとただの黄ばみ!

オリジナルが白色とは思えないレベル(笑)

裏面の白い部分は剝がしたシール跡です。

あまりの黄色さに茫然自失(笑)

方法は酸素系漂白剤にドブ漬けして紫外線を当てるだけ。

まんべんなく紫外線が当たった方がよいので桶は透明である方が望ましく、できれば下に鏡もしくはアルミホイル等を敷き光を反射させるとなお可である。

紫外線灯でも良いのだが、太陽光が最も強力でしかもただなので、これが一番お勧め。

色が戻るまでは紫外線量と黄ばみ具合に因るのでなんとも言えないが、今回の場合はここまでなるのに2ヶ月を要している。

ただし、右写真のシール跡の部分を見て頂くと判ると思うが、ここまでしても100%戻るという訳ではなく、せいぜい90%止まりが限界。

ちなみに、漂白剤に漬ける際は絶対に金属パーツを混入させてはならない。

強烈に錆びたり最悪溶けてなくなります。

● 電池ボックス&端子の錆とり ●

腐食した電池の長期放置により端子やシャーシが錆まくったり粉拭くことはレトロな家電では珍しくありません。

こうなってしまうと折角のお宝も価値がた落ちですし第一、機器を動作させること自体ができません。

私の場合、今までは表面をリューター等で削って落としていましたが、端子の裏側まで綺麗に落とすとなるとそれを外さねばならず、そうすると端子を折ったり変形させてしまう可能性が大なので(というか古いとほとんどの場合失敗する)それはそれで弄り壊しになって嫌です。

最近発見したお手軽に綺麗にする方法、それはサンポール漬けです。

サンポールはプラスチック部分には影響せず、金属部分にだけ確実に錆落としをします。

銅や鉛、亜鉛、真鍮などでは溶けるのが早いので注意が要りますが、鉄だと簡単に溶けてなくなったりはしないので、割と薄いものでも一晩くらいは全然大丈夫です。

電池端子などはメッキされた銅製が多いので長時間は漬けられませんが、緑青や電池の白い堆積物は落ちが早いですので、漬けた端から落ちてゆくと思います。

注意する点としては

1、サンポールは絶対に手に付けない

2、サンポール漬けしたものは必ず水洗いしてから中性洗剤で洗う(ここで手を抜くとあとから錆びてきます)。

3、サンポール(酸)を付けると問題が出る部分には絶対に付けない。

4、極度の腐食にて金属部分をほとんど失っている、または大きく減っている場合には錆は取れても後から折れたり、或いは丸ごと無くなってしまう場合もあります。

5、最後に油を適当に付けて再び錆びがこないよう予防しておく。

なお、この方法は私個人のやり方ですので、もしこれを試したい方は全て自己の責任において行って下さい。

この方法による怪我や破損については当方は一切責任を持ちません。

● 欠けた部分の補修 ●

プラスチックの薄くて欠けやすい部分ってよくこうなりますね。

まず割れた部分を覆うようにセロテープで囲いを作る。

そしてベーキングパウダー(重曹)を用意する。

欠けた部分にベーキングパウダーを詰める。   瞬間接着剤を1滴落とす。

1秒ほどで素早く凝固。

発熱してたまに湯気が出ることもあるが、この湯気は顔にかかると目が痛くなるので要注意。

接着剤は多すぎず、また少な過ぎない量を落とす必要がある。

テープを剥がせばこの通り。

そして穴を開ける。

以前はこういう場合はエポキシで固めていたのだが、こちらの方が簡単でしかも強力。

しかし硬度は十分でも細い部分は曲げに弱いのであまり強くネジをしめては駄目。

なお、充填物は塗装の乗りも良いです。

基板を留めるネジの台座がケースから取れたりすることよくあります。

そういう場合も上記と同じようにセロテープで囲いを作りベーキングパウダーをまいてから瞬間接着剤を垂らす方法を使うが、上のように囲いが深くなる場合は数回に分けてパウダーと接着を繰り返すこと。

一気に上までパウダーを詰めてから接着しようとすると接着剤が下まで染込む前に途中で固まってしまい失敗するので注意。

あと、ネジ穴には接着剤を垂らさないよう注意が必要。

● 凹み文字のあるキャビネットの塗装 ●

キャビネットを再塗装する場合、凹み文字があると厄介です。

その場合、練った小麦粉を凹み部分に詰めて平らにし、乾燥したら塗装します。

ただし、塞ぐ部分以外には小麦粉が残らないよう十分気をつける。

塗装が乾燥したら文字の上の塗装と小麦粉を虫ピン等で削り落とす。

非常に簡単ですが、剥離の必要のない塗装面方のはキズにしないよう注意する。

もし文字の中を別色で塗りたい場合は、先に文字を塗って乾燥してから小麦粉を詰めるとよい。

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