裏面を開けたところ。
真ん中はスピーカーのマグネット、左はバリコン、右側は時計のムーブメント本体。
表面は実装部品が少なくみえるがスピーカのマグネットの両脇に電池が収まるのでその為に場所が空いている。
ネジを外し基板をひっくり返してみる。
実際の部品は表側より裏面の方に沢山ついている。
表側のアップ。
バーアンテナは鉛筆のように細く、バリコンの羽はヘナヘナな真鍮である。
なんとなく適当な造り。
見ての通り基盤表には銅箔面はないが・・
やはり裏面にも銅箔面がない。
ベークライト板に穴があいていて、部品の足が穴を通って表面と裏面の部品を繋いでいるだけである。
基板上に部品位置の印刷もないし、これを作るのってすごく大変だったのでは?
ラジオとは関係ないが、これが時計ムーブメント本体。
テンプを電磁石で引っ張っているだけなので精度はゼンマイと同じかそれ以下である。
しかし驚くなかれれっきとしたスイス製。
高級なのか安物なのかわからん。