再び手乗りボール盤作ってみました
今回もほとんどの材料は東急ハンズと秋月電子で購入できるものだけです、特別なものはありません。
手始めに一番めんどくさいアルミフレームをフライスで削り出す、図面はないので感覚だけで削っちゃってます。
削り終わったフレーム。
タップも切りました。
シャフトが入る部分は銅棒を打ち込んでおいて後から穴をあけてみました。
今回はシャフトにベアリングを使わない構造です。
シャフトにガタが出ると駄目なので、少々きつい程度にあけておいて、時間を掛けてシャフトを回しながら慣らしています、
今回も製作写真残さなかったのでいきなり完成図です(忘れてました)
調速には秋月のDCモーター調速Kitを使用しました。
回転は0~100%まで調速可能。
モーターはマブチRA-140。
非力なモーターだが1mm以下のドリルビットには十分すぎるパワーです。
上下機構のアームとステーは不要なDVDレーザーマウントのパーツを加工して再利用してみた。
ステーのスプリングはボールペンのバネ、芯を通っている黒い丸いのはスプリングの高さ調整の為のゴム、元はゴム脚。
プーリーとアームを繋ぐ部分にのみベアリングが入っている。
プーリーとフレームの間には当たり止めのプラワッシャー。
0.3mmドリルで2.5mmの銅棒に穴をあけてみる。
刃は高価なわりに簡単に折れるので慎重です。
超硬マイクロドリルビット、手前から0.1mm~0.4mm、一番奥のピンクので1mm。
1mm以下の刃は電子工作ではあまり使いませんが、時計の改造などではよく使います。
極細のビットは旋盤では使えても、ボール盤として使えるマシンは既成では存在しない為、自作してみました。
ビット先も0.5mm以下になると普通のボール盤では容易に折れてしまいますので、どうしてもこういう物が必要になった次第。
電源は単三2本と006Pを1本使用。