SONY 5-307UW
MICRO TV
向学のため分解してみました
修理しようかと思っただけでメマイするほど隙間なく部品が詰まっていて圧巻。
標準サイズのテレビですら結構発熱するのにこれだけ詰めると排熱対策が大変だったはず。
メインの基板は2枚。 左は偏向、右は信号だと思われる。 基板はブラウン管が当たらぬように真ん中がコの字に切れている。 トランジスタは全てSONY の自社製品。 基板がソケットから簡単に外れるのはいいが、外してしまうと動作しないし、外さないと点検できないので修理の際は往生すること間違いなし。 (怖)
UHFチューナー部 本体はマッチ箱くらいのサイズ。 中身は小指の頭ほどのエアバリコンが3つ。 蓋の裏は銅で出来ており、頑丈にシールドされている。 蓋そのものはピンにより固定されていてネジは使われていない。
VHFチューナー部 サイズは5cm角ほど。 非常に小型に出来ているので中身はギッシリ。 よくこんなマッチの頭くらいの大きさしかないコイルをぎっしり詰め込んだものだと日本人の手先の器用さには脱帽する。
5インチブラウン管 VHSビデオテープより小さい。
バラバラにして並べたところ。
箱とウエス このウエスはよく見かけるのだが、昔のSONY製品にはだいたい添付されていたようである。
最近の製品はウエスどころかケースも付いてこず、下手すると本体がビニールパックされていて箱すらないので所有欲も沸きようがない。
マニュアル
あかりの灯るチャンネルは懐かしい感じがして好きです。
いまのTVは呼び出さないとチャンネルすら出てこない。
どこへ行ったんだあの丸いノブ達は?。