ケースの右側には2つイヤホーンジャックがあり、プラグを挿すことによって電源が入る仕組み。
その下にあるジャックはアンテナ用。
構成する部品、バリコン、IFT、コンデンサ等は全てナショナル製。
バーアンテナは輪ゴムでシャーシと留まっているが、このタイプのラジオはほとんどこうなっている。
なので年月でゴムが劣化して切れてしまいアンテナがブラブラなものがほとんど。
左はナショナル3B-267A、右は同社のUB-140のバーアンテナ部のアップ。
バーアンテナに巻いてある赤い電線は外部アンテナのジャックへ繋がっている。
UB-140のアンテナを見たときリッツ線の巻き方が雑だと思ったが、この2種を比べるとほぼ同じなのでもしかするとあえてこういう巻き方になっているのでしょうか?
理由は不明です、どなたかご存知の方教えてください。
ケースから出してみると結構コンパクト。
UB-140と違ってA電池の囲いがしっかり作られており、バーアンテナもちゃんと固定されている。
ラジオの箱は本体に比べて結構ギリギリのサイズ。
クッションも入らず、ケースが薄いので箱ごと落としたら割れそうで心配。
回路図
説明書