紅白ツートンのプラスチック素材、軽く見えるが持つと結構重い。

操作は音量、録音レベルの二段ボリウムとスタート、ストップ、巻戻し早送りの付いたレバーに録音ボタンの3つのみ。

 

 

ケースを外す。 内部はメーカー製にしては手作り感が半端ない!(驚)

細部まで良く出来ているが、逆に人の手が掛かり過ぎて大量生産には向いていない様に思える。

真空管はNEC製で6AR5、6267、6AV6、マジックアイはTOYOの1D-14で合計4球

コンデンサーはELNA、日本ケミコン、MATSUOELECTRI、NCC,

モーターとスピーカーにのみSONYのマーク

 

 

前面部分。

茶色のプーリーはベークライト製、ヘッドは再録用と消去用の2つ。 スピーカーは楕円の8Ω0.5W(右写真)

電源スイッチの回りには茶と橙の2本の盲線が出ている。

これはトランスから出ている110Vと117Vのタップであり、海外での仕様により入力電圧を使い分けるものと思われる。

 

 

録音時のレベルはマジックアイで確認でき、入力の強弱によって長さが変化する。

ただし再生時は点等しない。

白い音量ボリウムは押すことにより電源をON-OFFし、ダイアルに照明も入る。

 

 

録音時のマジックアイの様子 出物は古今亭志ん朝 鰻の幇間から